マルヤ通商株式会社
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弊社HPの商品紹介等で度々目にする「F☆☆☆☆」マーク、ご存知でしょうか?
PRTR法 ・ 環境対応型 ・ VOC削減 ・ 無溶剤 ・ 水性 ・ 自然塗料など
このごろ環境・安全に配慮した塗料や接着剤が増えています。

GHSについて
GHS(The Globally Harmonized System of Classification and Labelling of Chemicals)
【化学品の分類及び表示に関する世界調和システム】と訳されます。
今、日本においては5.5万種の化学物質が製造・輸入されています。
化学物質の危険有害性については、ラベル表示やMSDS(安全データシート)でされていますが、それらの規制は国によって異なり同じ化学物質でも違った表示がされている場合があります。規制の無い国もあります。
化学物質が世界中に流通している中、このように国によって表示や内容が異なるのでは安全な使用・輸送・廃棄は困難になります。
このような状況から、国際的に調和された分類・表示が必要であると認識されるようになり、各国で話し合った結果、GHS実施の動きとなりました。


GHSで分類・表示される危険有害性としては、爆発性や引火性、急性毒性、発がん性、水生環境有害性などがあり、それぞれに危険有害性の程度に応じたシンボルマークと「危険」・「警告」という注意喚起のための表示などが決められています。
 
F☆☆☆☆
「F」はホルムアルデヒドの意味。内装仕上げに使用するホルムアルデヒドを発散する建材には制限があります。
F☆☆☆☆表示はホルムアルデヒドの発散が極めて少なく建築基準法の規制対象外となるため、制限なしに使用することができる。F☆☆☆は第三種ホルムアルデヒド発散建築材料、F☆☆は第二種ホルムアルデヒド発散建築材料となり、ともに使用面積が制限されています。
 
PRTR法
Pollutant Release and Transfer Registerの略称です。
PRTRとは、有害性のある多種多様な化学物質が、どのような発生源から、どれくらい環境中に排出されたか、あるいは廃棄物に含まれて事業所の外に運び出されたかというデータを把握し、集計し、公表する仕組みです。
対象としてリストアップされた化学物質を製造したり使用したりしている事業者は、環境中に排出した量と、廃棄物や下水として事業所の外へ移動させた量とを自ら把握し、行政機関に年に1回届け出ます。
行政機関は、そのデータを整理し集計し、また、家庭や農地、自動車などから排出されている対象化学物質の量を推計して、2つのデータを併せて公表します。
PRTRによって、毎年どんな化学物質が、どの発生源から、どれだけ排出されているかを知ることができるようになります。
諸外国でも導入が進んでおり、日本では1999(平成11)年、「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」(化管法)により制度化されました。

 
化学物質過敏症
最初にある程度の量の化学物質に暴露されて、一旦過敏症になると、その後極めて微量の同系統の化学物質に対しても過敏症状をきたすものがあり、化学物質過敏症と呼ばれています。
化学物質との因果関係や発生機序については未解明な部分が多く、今後の研究の発展が期待されています。
揮発性有機化合物(VOC)
Volatile Organic Compoundsの略称で、空気中に揮発する有機化合物全体を指すものです。
しかし、範囲が広く漠然としているため、WHOでは室内空気汚染の観点か有機化合物の沸点をもとにVOCを定義しています。
 
MSDS(化学物質等安全データシート)
MSDS(Material Safety Data Sheet)とは、化学物質およびそれらを含有する製品(指定化学物質等)の物理化学的症状、危険有害性、取扱上の注意等についての情報を記載した化学物質等安全データシートのことです。
平成11年7月に公布、平成13年に施行されたPRTR法(略称・化学物質管理促進法)において政令で指定された指定化学物質等を取り扱う事業者には、化学物質の人の健康や環境への悪影響をもたらさないように化学物質等を適切に管理する社会的責任があることから、指定化学物質等を多の事業者に譲渡、提供するときは、その相手に対してMSDSの提供が義務付けられました。
 
シックハウス症候群
住宅の気密化や化学物質を放散する建材・内装材の使用等により、新築・改築後の住宅やビルにおいて、化学物質による室内空気汚染により、居住者の様々な体調不良が生じている状態が、数多く報告されている。
症状が多様で症状発生の仕組みをはじめ、未解明な部分が多く、また様々な複合要因が考えられることから、シックハウス症候群と呼ばれている。(厚生労働省による参考定義)
 
TXフリー・NTX
Tはトルエン、Xはキシレン。NTXは、ノン トルエン キシレン。トルエンとキシレンを使用していない表示。
 
アレルギー性疾患

外部からの刺激(抗原:アレルゲン)と生体を守ろうとする抗体が結合(反応)して抗原の働きを止め、無毒化する反応を抗原抗体反応というが、この疾患は激しい抗原抗体反応によって起こる疾患である。
例:皮膚及び粘膜に見られるアレルギー性疾患
   皮膚:アトピー性皮膚炎・アレルギー性接触皮膚炎
   粘膜:花粉症・アレルギー性鼻炎・気管支喘息 



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