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投錨効果 (アンカー効果 ) |
接着剤が被着材の空隙に侵入硬化し、釘またはくさびのような働くをすることをいう、ファスナー効果ともいう。 |
ファン・デル・ ワールス力 |
常温で気体であるような分子は、温度が低くなって分子運動が弱まり、分子同士がお互いに近ずづいた場合でも、各々が安定であるために化学結合は起らない。 しかし、分子の接近によって分子間に力が働き、一種の結合状態(液体や固体)になると考える。 これを分子間引力をファン・デル・ワールス力という。 |
表面張力 | 液体表面張力は,小さいほど固体の表面に良く広がる。つまり、個体を良くぬらすことになる。 水銀のように表面張力が大きい液体は良くぬれない。 |
凝集力 | 接着剤関係で用いられる場合は、接着剤または被着材の分子または原子が、結合されている状態をいう。この分子または原子間に働く引力を凝集力と言う。 |
ぬ れ | 液体を固体に接触させたとき、その接触する端が作る角度(θ)でぬれ易さをはかる。θが小さいほど良くぬれていることになり、接着しやすいといえる。 |
相溶性 | 2種類または多種類の物質が相互に親和性を有し、溶液または混和物を形成する性質を言う。 |
感圧形接着剤 | 粘接着とも言う。常温で短時間圧力を加えるだけで接着する接着剤。セロハンテープ、ラベルなど加工品として多方面の利用されている。 |
ホットメルト 形接着剤 |
加熱溶融状態で塗布し冷えると固まって接着する固形接着剤。紙、包装分野の高速接着に利用されている。 |
表面処理 | 接着に適した表面を得るための化学的又は物理的な処理。コロナ処理、酸処理、サンドブラスト処理、プラオマー処理などがある。 |
ポリエチレン ポリプロピレン |
熱可塑性汎用樹脂の代表。極性が無いため表面処理をしないと接着が困難な材料。PE,PPと表現される。 |
湿気硬化 | 空気中の湿分で化学反応して硬化するタイプ。1液の弾性接着剤やシーリング材に応用されている。 |
触 媒 | ある化学反応を起こすべき主剤に比較的少量添加すれば、自ら化学的に何の変化もせず、しかも接着剤の硬化反応を著しく促進する役目をする物質。 |
導電性接着剤 | 銀粉や銅粉あるいはカーボンファイバー等の導電性のよい材料を混合した接着剤。 |
熱膨張係数 | 各材料が独自に持つ温度1℃の長さに対する変化の指数。この係数の極端に異なる材料同士の接着は注意を要する。 |
弾性接着 | 弾性接着剤の新しい概念は最終的な破壊強度レベルを考えるのではなく。破壊に至るまでの時間を延ばすことにより安定した接着をを得ようとするものです。これを |
熱膨張係数 | 各種材料が独自に持つ温度1℃の長さに対する変化の指数。この係数の極端に異なる材料同士の接着は注意を要する。 |
構造用接着剤 | 航空機の構造部の金属接着のように、長時間強力な荷重がかかってもよく耐える接着剤。 |
応力集中 | 物体に外力をかけると、原形を保つため抵抗しようとする力(応力)が働く。この力が物体の不規則な形状部分に集中すること。 |
粘着・接着 | 「粘・接着」または「粘着接着」という概念はかなり以前より接着剤の理想系と言われている。つまり「接触させる時は粘着剤であり、仮止めができ、経時的に何らかの手段により、凝集強度に近づくもの」と定義されている。 |
バイオ接着剤 | まだ具体的な製品は上市されていないが、フジツボ、い貝などの蛋白質の接着剤が注目されている。 |
コンタクト接着剤 | 両面に塗布し、数分後に乾燥したのち、指圧程度ですぐに接着できる初期接着力にすぐれた接着剤。クロロプレンゴム(CR)系接着剤が代表的。 |
ゲル化 | コロイド溶液の蒸発、冷却または化学変化などによって生ずる半固体物質をゲルと言うが、接着剤では液体から固体に変化することを言う。 |
応力緩和 | 材料を“破壊歪み”より小さい一定変形状態に保つと応力が働くが、その力が経時で低下する現象。 ゴムひもが使用期間にゆるむなど。 |
テフロン | フライパン底などにコーティングされているフッ素樹脂で最も接着の難しい材料。テフロンはデュポン社の商品名で4フッ化エチレンのことを言う。 |
ポリアセタール | ジュラコン、デルリンなどの商品名で有名。エンプラの一種だが最も接着しにくいエンプラでもある。 |
EPDM | エチレン・プロピレン・ジェン系の比較的新しいゴム。耐候性に優れるため自動車部等に良く使用される。 |
ブチルゴム | IIRとも言われ極性を持たない非極性ゴムのため接着が難しい。 |
エンプラ | エンジニアリングプラスッチックの略称。エンプラは耐熱性、機械的強度、耐薬品性に優れ金属部品に代わって採用されている。 |
TPE | サーモ・プラスチック・エラストマー(熱可塑性プラスチック)の略で、ポリスチレン系、ポリオレフィン系等各種ある。加硫を必要とせず、プラスチックとゴムの両方の性質をもつ。 |
冷熱繰り返し試験 | サーマルショックテストとも呼ばれ耐久性試験方法の一つ。−40℃1時間〜80℃1時間を1サイクルとして繰り返し試験を行う。 |
熱可塑性樹脂 | 加熱する事により溶融するプラスチック。この性質を利用して成形材料などに多く使用されている。 ポリスチレン、塩ビ、ABSなどがある。 |
瞬間接着剤 | α-シアノアクリレートモノマーを主成分とするアニオン重合の形の一液速硬化形接着剤の通称。 |
熱硬化性樹脂 | 加熱する事により硬化し、3次元の網目構造をとる。その結果、熱、溶媒等に不融・不溶の性質を持つ。 メラミン、フェノール、エポキシなどが代表。 |
エラストマー | 天然ゴム、合成ゴムなどのように長大な分子鎖が複雑にからみ合った分子構造をもつ材料の総称。 |
エマルジョン | 樹脂を乳化重合によりコロイド状に水に分散させたもの。接着剤では酢酸ビニル、エチレン酢ビ、アクリルなどのエマルジョンが利用される。 |
スランプ | シーリング材を垂直面の目地に充填した時、重量の作用により垂れ下がることをいう。 |
引張り応力 (モジュラス) |
物体に外力を与えた時、その原形を保つために抵抗しようとする力。引張り方向に特定の伸びを与えた時、その力を引張り応力と呼びモジュラスともいう。 |
汚染性 | シーリング材が充填した目地付近の被着体を汚すことをいう。 |
凝集破壊 (CF) |
シーリング材を用いた目地部分で欠陥が生じた場合の破壊状態の一つで、シーリング材自身が破壊した場合をいう。試験表などではCFという記号が用いられる。 |
形状係数 | シーリング材の充填の深さを目地巾で除した値〔D(深さ)/W(幅)〕をいう。シーリング材の適切な目地形状を設計するために用いる。 |
層間変位 | 建築物が、風や地震などによるムーブメントを受けて変形する時、上下の階に生ずる水平方向の相対的な変位をいう。 |
可使時間 | 2成分系シーリング材で、基剤と硬化剤の練り混ぜ後充填作業ができる時間の範囲をいう。 |
押出し性 | シーリング材をガンで施工する際の押出し易さをいう。現場施工では、シーリング材の施工性に関係する。 |
基剤 | 2成分形シーリング材において一般に主成分を含む方の配合物をいう。主剤とも呼ばれる。 |
薄層凝集破壊 (SCF) |
シーリング材を用いた目地部分で欠陥が生じた場合の破壊状態の一つで、被着体の表面にごく薄くシーリング材が残って破壊した場合をいう。試験表などではSCFという記号が用いられている。 |
接着破壊 (AF) |
シーリング材を用いた目地部分で欠陥が生じた場合の破壊状態の一つで、被着体とシーリング材が分離した場合をいう。界面破壊、界面剥離、剥離破壊とも呼ぶ。試験表などではAFという記号が用いられている。 |
2面接着 | 目地にシーリング材を充填する場合、相対する被着面に接着させ、目地底には接着させないことをいう。これはシーリング材が目地の伸縮に追従できるよう配慮したものである。 |
3面接着 | 目地にシーリング材を充填する場合、相対する被着面と目地底の3面接着させることをいう。ノンワーキングジョイントの場合で3面接着の方が防水性能が良い場合もある。 |
打継ぎ目地 | コンクリート打設作業を計画的に中断するために生ずるコンクリート構造体の継目をいう。この部分は後でシーリング材を充填するために、コンクリートの打設時、適当な溝を形成しておく。 |
亀裂誘発目地 | 外壁のコンクリートにおいて、有害な亀裂が発生することを防止するために意図的に設けられる目地で、一定間隔に壁厚の薄い箇所を設け、亀裂を誘発させるための目地。この部分はシーリング材を充填しておく。 |
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